どのレビューサイトを見ても評判が良い柳谷寛出演の映画を集めて 評価が高い順にランキングにしました。殿堂入り級の本当におすすめの映画だけを厳選してご紹介します。
1. マルサの女
港町税務署のやり手調査官・板倉亮子は、管内のパチンコ店の所得隠しを発見したり、老夫婦の経営する食品スーパーの売上計上漏れを指摘するなど、地味な仕事を続けている。そんなある日、実業家・権藤英樹の経営するラブホテルに脱税のにおいを感じ、調査を行うが、強制調査権限のない税務署の業務の限界もあり、巧妙に仕組まれた権藤の脱税を暴くことができずにいた。 そんな中、亮子は強制調査権限を持つ国税局査察官(通称「マルサ」)に抜擢される。着任早々に功績をあげ、やがて仲間からの信頼も得るようになった亮子。ある日、権藤に捨てられた愛人・剣持和江からマルサに密告の電話が入る。亮子は税務署員時代から目をつけていた権藤の調査を自ら進んで引き受ける。亮子の努力が実を結び、権藤に対する本格的な内偵調査が始まる事になった。暴力団、政治家、銀行がからんだ大型脱税との戦いが始まった。 ( TMDB )
2. 野良犬
新米刑事・村上は満員のバスの中でスリに遭い、拳銃を盗まれる。そして盗まれた拳銃で傷害事件が起きてしまう。村上はスリ係の老刑事やベテラン刑事・佐藤に助けられながら捜査していく。地道な努力の末、スリの常習犯の供述から犯人にたどり着くが、運悪く相棒が撃たれてしまう。村上は一人、犯人を追うが・・・・・・。日本映画に刑事物のジャンルを確立した記念すべき作品であり、サスペンス映画の傑作。刑事と犯人の息詰まる攻防を、当時の闇市、スラム街、ホールといった戦後社会の風景をバックに描く。荒々しいシーンで敢えて優しい曲を流して逆説的にドラマを盛り上げる"対位法"と呼ばれる演出の手法も、本作で確立した。(C)1949 TOHO CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED. ( Amazon )